あなたはこんなことを考えていませんか?
学校の講師から製図の添削指導してもらったけど、なんだか気にいらない。いろいろ言われたけど自分のペースでやりたいんだよね。
こんな感じで製図の試験勉強をしていたら短期間では結果は出ません。
いますぐ試験に受かりたいなら、そのマイペースさとプライドは捨てたほうが賢明です。
今回は「短期間に結果を出すなら素直さが大事」という話をしたいと思います。
資格学校に通っても通わなくてもこの姿勢は変わりません。
- 相手のアドバイスを聞き入れる
- アドバイスどおりに手を動かしてみる
- やってみてどうだったか反省、相手に伝える
これを繰り返していけば自然と上達していくでしょう。
本記事では私自身の体験談も交えて、少し掘り下げた解説をしていきます。
人からのアドバイスはとにかく聞き入れよう
実際うまくいくかどうかはやってみないとわかりません。
結果的に自分に合っていないこともあるでしょう。しかしそれは「自分に合っていない」というひとつの気づきになり、合っていたら自分にとって有益なアドバイスになるわけです。
どっちに転んでも得しかしていないってことだね。
合ってないから我流でいいや。
なんて考えて突っ走ってしまうと結果的に失敗してしまう可能性が高いです。
人からのアドバイスは素直に聞き入れましょう。
人からアドバイスを聞くメリット
人からのアドバイスを受けるメリットは以下のとおり。
- 自分の取り組みが客観視される
- 成功への道筋が見えるようになる
- 相談相手に助けてもらいやすくなる
- 謙虚な気持ちになれる
特に3つ目に関しては、一度アドバイスを聞いて行動しておくと次のアドバイスを受けやすくなるという大きなメリットがあります。
相談相手の立場によってもアドバイスの内容は変わってきます。
例えば、
- 自分と同じ受験生:自分と等身大の意見
- 直近の試験合格者:具体的な成功への道筋
- ベテラン講師:製図テクニック、マインドなど
というように棲み分けてアドバイスを受けてみるといいでしょう。
人からアドバイスを聞くデメリット
逆に人からアドバイスを聞くデメリットは「たくさん聞くと頭が混乱する」ことです。
ぶっちゃけそれくらいしか目立ったデメリットはありません。しかもこのデメリットも、
- アドバイスの内容に応じて相談相手を変える
- アドバイスを受けたら即実践する
の2点を心がけていれば解消される話です。
アドバイスを聞きっぱなしにせずにどんどんトライしてみましょう。
成功につながった体験談3選
ここまでもっともらしく書いてきましたが、私自身普段はかなりマイペースに生きていますし、どちらかというと慎重派です。
しかし、これはちょっと試してみる価値はありそうだなと感じたものは積極的に取り入れるようにしていて、結果的にうまくいきました。
新卒で入社したての頃
私の勤めている会社では最初の約1ヶ月間の研修期間がありました。
座学に始まりグループディスカッションやワークショップ的なことをやったりと結構頭を使う作業が多く、後半の時期はかなり疲労感がたまってヘトヘトでした。
そんな時とある人から、
心が疲れている時は身体を動かして身体を疲れさせるといいよ。
というアドバイスを受け、その日のうちに帰りがけに運動靴を買って帰宅後にジョギングを始めることにしました。運動を続けているうちに心の疲れが吹き飛んで翌朝には再び力がみなぎってくる感触があったと記憶しています。
今でも仕事で疲れた時は、筋トレをしたり散歩したりとなるべく身体を動かすように心がけています。
学科の勉強をしていた時
一級建築士の学科の勉強をしていてなかなか集中できないと悩んでいた時、あるビジネス書に、
「仕事をする場所を定期的に変えると集中力が持続する」
と書かれているのを目にしました。これは勉強にも使えそうだなと思い、
資格学校の自習室 → カフェ → 図書館 → 自宅
というふうに1〜2時間おきくらいに場所を変えて勉強する方法を試してみることに。
集中力が切れそうなタイミングで場所を変えるため、ダラダラ勉強することなく効率的に取り組むことができました。
カフェ代以外はお金がかかってないし、長時間居座ることもないからお店の人には迷惑をかけてないつもり。
今でもこの経験が活きて、コワーキングスペースやカフェなどで作業に集中するというのがなんの抵抗もなく受け入れることができています。
製図の勉強をしていた時
製図試験勉強の場合は特に人からのアドバイスは最優先で聞き入れたほうがいいというのは、試験を受ける前から直感的にわかっていました。
というのも、
- 製図のスキルが足りない
- わずか2.5ヶ月で独力で仕上げるのは無理
- ストレート合格している人は過去に何人もいる
を周囲の既受験者を見て、肌で感じ取っていたためです。
即日課題の経験がなかったから当時は無理ゲーじゃない?と思ってたよ。
- 2.5ヶ月間だけマイペースさを封印する
- 資格学校の指導要領は一旦守って取り組む
- たくさん課題をこなしてフィードバックをもらう
- いろんな人の図面のフィードバックを確認する
上記4つは徹底して行うようにしていました。2.5ヶ月間だけ我慢すれば資格を保持しつつ、マイペースに生きられると思えば頑張れると思います。
資格学校の指導要領も賛否ありますが、短期集中で合格するための全体最適パターンの指導をしているので、一度は真剣に取り組んで損はないはずです。うまくいく・いかないは抜きにして、まずは素直に取り組んでみましょう。
指導講師にもよりますが、基本的に課題をこなして提出したらその分だけフィードバックをもらえます。
エスキス用紙足りなくなるんじゃないの?
私の場合、普段からエスキス用紙は少し多めにもらうようにしていました。実際復習用に使っていましたし、別で購入するとそこそこ値段が高いんですよね。
ちなみに外で買うなら資格学校TACの30枚入りの製図用紙が500円とお買い得です(今は在庫なしとなっていますが...)。
【素直にアドバイスを聞けない人向け】目的を再確認しよう
とはいえ、相手のアドバイスを素直に聞き入れるというのは結構難しいのも事実です。
そもそも素直に生きられる人は言われなくとも勝手に、「素直に聞く→ アドバイスどおりに行動」をなんの抵抗もなくやってのけてしまいます。
なかなか素直にアドバイスを聞くのに抵抗感があるという人は、まず素直になれない自分を受け入れて自分の取り組んでいることの目的を再確認することをおすすめします。
取り組んでいることの目的については、例えば一級建築士試験の勉強だとこんな感じ。
- なぜ一級建築士になりたいのか
- なぜ今試験勉強に集中しているのか
目的が見えてきたら短期間で仕上げるためにはどんなことが必要か課題が見つかるはずです。
必要な課題の整理 → 成功者にアドバイスを聞く
自然とこの流れに行き着くのではないでしょうか。
まだできていないなら今からでも実践しよう
いまさらアドバイスを聞き入れても手遅れ、なんて思う必要はありません。
結局自分自身のプライドが邪魔して全くアドバイスを聞き入れずに本試験がうまくいかなかったというのは非常にもったいない話です。
仮に今年受けて駄目だったとしても、今から素直にアドバイスを聞き入れて行動を積み上げていったほうが来年受かる可能性は格段に上がります。
今まで実践できずに結果につながってこなかったのならそれはそれで仕方のないこと。
今日から気持ちを切り替えて実践していけばいいだけです。前向きに始めてみましょう。
前向きなあなたを応援するよ。
まとめ
試験で短期間で結果を出したいなら、素直さは必須です。
逆に素直さがあれば、
- 成功に一歩でも近づける
- アドバイスを受けやすくなり可愛がられる
- 仕事などでも役に立つ
というようにあなたの人生にプラスにはたらきます。
なかなか素直になれない、頑固な人は自分自身のプライドが邪魔をしています。自分自身のこだわりを持つことはいいことですが、目的を見失ってはいけません。
大事なのは短期間で試験に合格して、あなたのやりたいことを実現していくことです。
もし今まで素直にアドバイスを聞き入れられなかったのなら、これから聞き入れて次につなげていけば大丈夫。まだ時間はあります。
ともに頑張りましょう。
それでは、また。
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