こんにちは、ゆるカピ(@yurucapi_san)です。
こんなことに悩んでいませんか?
構造設計の仕事を始めてみたけど、自分には向いてないんじゃないかって思えてきたんだよね。
仕事でトラブル続き、ケアレスミス連発、上司に叱られまくりだと、なかなか仕事のモチベーションが上がりませんよね。
仕事に慣れないうちはよく失敗するし、仕事を実際やってみないとその大変さには気づけないものです。
私自身、仕事を始めてからたくさん失敗しています。自分のミスもあるし炎上物件に引っ掻き回された経験もいくつかあります。今でもたまに些細なミスをします。
この記事では悩めるあなたに、構造設計の仕事はどんな人に向いているのか、向いてないのかについてお伝えします。
私の簡単なプロフィールです。
この記事の構成はこんな感じで進めていきます。
なんだか就活をしていた頃を思い出しちゃうね。
就活していたときに自分の強みを調べてたら、自分の強みは見つけやすいね。
仕事を始めてから気づくことも多いよ。昔の就活を思い出して自分の変化を知ってみるのもいいね。
今回の内容に関連する記事もありますので、興味がある人はこちらものぞいてみてください。
- 構造設計の仕事がきつい原因を知りたいなら
- 私自身が実践した、今すぐ実行可能な行動を知りたいなら
あなたが構造設計に向いてないと感じる理由
構造設計向いてないなと感じてしまう要因は、主に2種類に分けられます。
- 仕事の適性
- 周囲の環境、人間関係
それぞれ、深掘りしていきたいと思います。
仕事の適性から考える
構造設計に適性がある人の特徴は以下のとおりです。客観的な情報というよりは6年構造設計実務をやって社内外の人を見て感じた印象をもとに決めています。
あなたはいくつ当てはまりますか?
合理的思考って自信ないなあ。やっぱり向いてないのかな。
全部を完璧にこなせる人はいないし、仕事ができる人でも全部を満足しているわけではないから、安心して大丈夫だよ。
詳しくはあとで触れますが、上の特徴は目安です。どれか1つがイマイチだったから構造設計には向いてないとはなりません。それぞれ1〜10の10段階評価で自己評価してみてください。
周囲の環境、人間関係から考える
構造設計のワークスタイルは以下の特徴があります。
- 基本的にソロプレイ
- 職場の人間関係が狭い
基本的にソロプレイ
構造設計者は同時に複数物件を抱えている場合がほとんどで、同時並行で仕事をこなしていく必要があります。
ひとりでコツコツ積み上げたい人には向いていますが、たくさんの人と仕事を分担して取り組みたい人にはそれほど向いていません。
構造設計はしたいけどチームで仕事をしたいという人は、大規模開発を手掛けている大手の設計事務所で働くという選択がいいと思います。
ただ、これも人事評価次第なので、基本はソロプレイ派が有利です。
職場の人間関係が狭い
専門性が高く、独立している構造設計事務所だけでなく意匠・構造・設備などが集まった組織設計事務所のような大きな事務所でも人材の流動はほとんどありません。
新卒で入社したら同じ部署でそのまま役職が上がっていくような感じです。
人の移動が少ないので、どうしても職人気質でとっつきにくい人が増えてしまいます。基本はずっと同じ部署なので、自分に合っていればアットホームな職場になるし、合っていなければ肌に合わない地獄な職場となります。
仕事の適性は入社する前からある程度判断できますが、職場の空気感は入ってみないとなかなか判断できません。
構造設計に向いてないなと感じて会社を辞める主な理由は、こういうところにあるのではないかなと思います。
私の周りで転職している人は、だいたいが職場の人間関係とか空気感が合わないということで辞めてる印象。
仕事の適性が完全に一致している人はほとんどいない
あなたの職場を見渡してみてください。
おそらくいろんなタイプの人がいると思います。
- 合理的思考力は高いけど、完璧主義でいつもイライラしている人
- わりとルーズだけどコミュ力がある世渡り上手な人
- どれも平均的にこなせて器用貧乏な人
構造設計に向いている特徴をすべて満たしている人はほんの一握りです。
仕事の適性のうち、どれかイマイチだったとしても、構造設計に向いていないと決めつけてしまうのは早合点。
これからの時代、BIMの導入・AI化の流れが加速していくので、これまで設計者を悩ませてきた意図しない設計ミスは減っていくと考えられます。
これからは、難しい計算はコンピュータに任せて、うまくツールを使いこなしながらクライアントに提案していくスタイルの仕事に変わっていくと思います。
自分自身の手で複雑な計算をミスなくこなす必要はないのです。
構造設計の仕事って、合理的思考力が高くないと仕事ができないんじゃないの?
こんなイメージを持っているかもしれません。
優秀な職場の同僚や上司に相談すればいいだけなので、実際は必ずしも自分に合理的思考力がないといけないわけではありません。
自分の苦手とする部分は協力をお願いすれば大丈夫です。
自分の強みを見つけよう
自分の苦手とする部分はほかの人に協力をお願いするとして、同時に、自分自身の強みを見つけてみましょう。
あ、就活の時にやったやつだ!
もし、就活の時に自己分析の一環として強みについてまとめていたら、会社に入ってからどう変わったか、どんなスキルが身についたか振り返ってみてください。
例えば、私の場合は構造設計の仕事を通して、
- ちょっとしたことで動じない図太さ(鈍感さ)
- メンタルの安定性
- 合理的思考力
などのスキルを身につけました。コミュニケーション力は対面こそ苦手なままですが、物事を論理的にとらえる力は以前より良くなっていると感じています。
最近はブログを書いている影響で、文章をまとめる力が日々上達している気がする...。
自分の強みを知るメリット
自分の強みを知るメリットは主に2つあります。
- 社内外での自分の立ち振る舞いがわかる
- 社会情勢に振り回されない
あなたの今後のキャリアを考えた時、自分の強みを知っていれば、
- 部署異動で新しいことに挑戦
- 同業別職種に転職
- 他業種で建築的知見が生かせるところに転職
を考える際の大きな武器になるはずです。
強みを知るために、まずは同僚や友人に相談してみよう
あなたの強みを知る方法として、有名なのが「ストレングス・ファインダー2.0」という本です。
ただ、主観で判断するとどうしても偏った意見になってしまうので、職場の同僚や同業他社の友人などに相談してみるのがおすすめです。
最近は、リファラル採用と呼ばれる友人による紹介採用に積極的な企業も増えてきたので、転職を考えているならやって損はないと思います。
また、定番ですが転職市場に詳しい転職エージェントに無料のキャリア相談をしてみるのもいいでしょう。20〜30代ならdodaやマイナビエージェントが気軽に相談できるのでおすすめです。
自分の興味がある分野の話をしたら、意外とマッチングする転職先が見つかるかもしれません。
もちろん、転職までしなくても、キャリア相談するくらいなら無料でできるので失敗のリスクは一切ありません。
気になる人は、ぜひ登録して無料のキャリア相談を受けてみましょう。
何かしらの解決の糸口になるし、気持ちがラクになると思うよ。
まとめ
自分には構造設計は向いてない、というのは単なる思い込みの可能性は十分考えられます。
実際は、仕事の適性の一部がほかの人より少し劣っていたり、狭い職場の人間関係で悩まされているにすぎない場合がほとんどです。
自分の強みは自分にしかありません。ほかの人よりほんの少しでも得意な領域を探してみましょう。
そういえば、就活が終わってから全然自己分析ができてないな、と思ったあなた。
少し前向きな気持ちになった今のうちに、一歩踏み出してみましょう。
自分の周りにいる同僚や友人に相談してもいいし、キャリアの専門家である転職エージェントなどを使って相談してみてはいかがでしょうか。
未来は自分の手で切り拓いていきましょう!
それでは、また。
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